父と暮せば

c0072277_1733768.jpg[監督]黒木和雄
[上映時間]99分[製作年度]2004年

原爆で父や友を失い、自分だけが生き残った罪悪感に苛まれる娘を宮沢りえが熱演。わが子の幸せを思い死にきれず、愛娘の前に現れる心優しき父親を原田芳雄が演じる。後世に語り継がれるべき悲劇を真摯に伝える。

広島の原爆投下から3年後の世界。「自分だけが幸せになってはいけない」と思い、恋や愛などは一生しないで静かに1人で生きて行こうとする娘を心配し原爆でなくなった父が度々彼女の前に現れる。こういった形での原爆が題材に盛り込まれた作品は珍しいと思う。
そして、こういった映画はやはり必要だと思った。人が無意味に死んでいく映画が多い中で「死」というものを真剣にとらえている。広島への原爆投下が現実だけれど、この話自体は実話ではない。でも表現する事というのは現実だけを伝えるものではないと思うのでそれもありではないかと感じた。広島弁が結構強いので、そこにさらにリアリティがあるように感じた。
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by yuzu-neko | 2006-06-02 17:09 | DVD鑑賞